1-5.不動産広告の読み方とは

不動産物件の広告や折り込みチラシは、ふだんからよく目にするものです。
そこで、つい目が行きがちなのが物件の価格ですね。
しかし不動産広告を見るときには、ほかにも注意しなければいけない部分があります。
ここでは、そのような不動産広告の読み方について説明していきます。

■オトリ広告に注意

ほとんどの不動産広告は、しっかりとした業者による広告です。
ただ、一部には悪質な不動産業者による「囮(オトリ)広告」や「誇大広告」もあることは事実です。
初めて不動産物件を購入しようとする場合、これらの悪質な広告を見極める目をもつことも必要となってきます。

たとえば、ごく一般的な物件であるにもかかわらず、事実よりも著しく優れた物件であるという印象を持たせる広告があります。これは、不動産広告を見る人に誤認させるような内容のことが多いようです。

また、事実と著しく異なっている表示がされている不動産広告もあります。
これらの広告は、購入希望者を誘うオトリ広告です。
オトリ広告は、法律(宅建業法第32条)で禁止されていることは言うまでもありません。

 ■誤認期待表示と不当誘因性

誤認期待表示と不当誘因性と書くと、「何だか難しい言葉だなあ」と感じるかもしれませんね。
この誤認期待表示というのは、「絶対」とか「万全」、「当社だけ」「最高」「格安」「買い得」「掘り出し物」などの表示で、事実であるかのように思わせる表記のことをいいます。

 実際に日本一であったり、掘り出し物であれば問題はないのですが、そうでない場合もあります。
不当誘因性とは、市街化調整区域や道路適法でない土地に、あたかも住宅が建築できるように見せかける表記です。